英検2級だけでは大阪の公立高校の上位校は合格できなくなる

大阪で英語を学ぶ意味

― 高校受験を見据えた、現実的な選択 ―


目次


1. 大阪の高校受験は「学力勝負」である

大阪府の公立高校入試は、全国的に見ても学力重視の制度です。
内申点だけで合否が決まるのではなく、当日の試験結果が大きく影響します。


2. 上位校が採択する「C問題」とは何か

■ 文理学科(全校 C問題)

大阪府の最上位層。英語・数学ともにC問題。

北野高校|天王寺高校|三国丘高校|大手前高|校茨木高校|豊中高校|四條畷高校|生野高校|高津高校

※文理学科=「大阪の公立トップ層」。
※ここから 国立大学・難関私大(京大・阪大・神大・関関同立など)への合格者が非常に多い


■文理学科ではないが、学力レベルが高くC問題を採択する学校。

千里高校|泉陽高校|春日丘高校(※年度・科目により扱い注意)|水都国際高校 など

 


「C問題」とは?

文法問題+長文が4つ+ライティング 時間が30分で解かなければなりません。 

1時間あれば解けますが30分というのは相当な速読力が必要とされます。

上位高校の合格者でさえC問題は当日60点取れるかどうかのという調査が出ております。


3. なぜ大阪では高校受験重視の家庭が多いのか

大阪には、

  • 公立高校のレベルが高い
  • 進学実績が安定している
  • 私立に頼らなくても上位大学を目指せる

という土壌があります。

そのため、
「早い段階で無理に受験をさせるより、高校受験でしっかり勝負する」という選択をする家庭が多いのです。

これは受験に消極的なのではなく、長い目で見た、非常に現実的な判断です。


4. 公立トップ校から国立・難関大学へ進む理由

大阪の公立上位校は、

  • 授業レベルが高い
  • 思考力を重視する
  • 自主性が求められる

という特徴があります。

高校3年間で学力を伸ばす環境が整っているため、国立大学・難関私大への合格率が高いのです。


5. 英語が最も差になりやすい教科である理由

大阪の高校入試では、英語が最も差のつきやすい教科です。

特にC問題では、

  • 読む量が多い
  • 処理スピードが必要
  • 理解していないと失点が大きい

という特徴があり、
付け焼き刃の対策が通用しません。


6. 英検と大阪の高校受験の相性

英検は、

  • 長文読解
  • 内容理解
  • 語彙力

を段階的に積み上げる構造になっています。

これはC問題で求められる力と非常に近く、
英検対策=高校受験対策になりやすいのが特徴です。


7. 英検2級・相当率70%が意味するもの

令和10年以降、英検2級の「みなし得点相当率」は70%になります。

これは英検の価値が下がるという意味ではありません。
「2級を持っているだけ」では足りない時代になる、ということです。

本当に読める・考えられる英語力が、
より正確に評価される方向へ進んでいます。


8. 今、本当に身につけるべき英語力とは

これから必要なのは、

  • 英文を最後まで正確に読む力
  • 内容を理解し、整理する力
  • 初見の文章でも逃げない力

です。

早すぎる詰め込みより、
後から伸びる土台を作ることが重要になります。